赤ちゃんを育てるにあたり、母乳だけで育てるべきかミルクも使っていくべきか、
意見の分かれるところですが、結論としてミルクも積極的に活用すべきです。
ここでは、ミルク育児に賛成する立場からそのメリットを解説していきます。
この記事を読むことでミルク育児のメリットをご理解いただけることと思います。
少なくともミルク育児にもいいことがたくさんあると感じていただけるはずです。
早速ですが、以下目次です。
目次
- そもそもミルクってどういうもの?
- ミルク育児のメリットとは?
そもそもミルクってどういうもの?
母乳と比較する際そもそもミルクって何?という不安があるかもしれませんね。
ミルクとは、牛乳を原料として人間の赤ちゃん用に成分を調整してつくられたもので、
炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンといった、
赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素がバランス良く配合されたものなのです。
メーカはいろいろとあるものの、はっきり言って成分には大差ありません。
母乳に近づけるべく日々研究も重ねられており、決して母乳に劣るものではないです。
この前提を押さえてこの先を読み進めて行っていただければと思います。
ミルク育児のメリットとは?
メリットをざっくりと上げると以下の3点があります。
①飲んだ量を正確に把握できる
②パパでもあげることができる
③栄養価が安定している
それぞれ掘り下げて書いていきますね。
①飲んだ量を正確に把握できる
ミルクをあげる際は、ほぼ必ず哺乳瓶を使うことになりますが、
哺乳瓶には目盛りがついているため、飲んだ量を正確に把握することができます。
毎日しっかりと必要量とされる飲んでいるか、極端に飲む量が減っていないか等、
成長の経過をしっかりと確認できますので安心感がありますよね。
②パパでもあげることができる
個人的にはこれが一番大きなメリットだと感じているのですが、
母乳はママしかあげられないのに対し、ミルクであればパパでもあげることができます。
そのため、授乳をママとパパで当番制にするというようなこともできるかと。
特に新生児期は昼夜を問わず2~3時間おきに授乳が必要になるのですが、
母乳だけでの育児だとこの時期のママの負担は相当なものになります。
ダンナさんからミルクも活用することを切り出してみるのも良いのではないでしょうか。
(この辺は別記事でも触れている内容ですので、良ければご一読ください。)
③栄養価が安定している
そのほか、栄養価が安定していることもメリットであると言えます。
これに関しては、あまり露骨に言うとママの気分を害してしまうかもしれませんが、
母乳の場合、やはりママの体調だったり栄養状態だったりの影響を受けてしまいます。
その点、ミルクであれば調乳時に量を間違えさえしなければ、栄養価も一定ですよね。
自分がしっかり食べないと赤ちゃんのための栄養が、、、というようなプレッシャーを
ママが感じているようでしたら、それを和らげる意味でもメリットだと思いませんか。
最後に、、、
ここまで、育児にミルクを活用するメリットを書いてきましたが、
もちろん母乳での育児がダメだと言いたいわけではありません。
言いたかったのは、メリットを押さえて上手く活用していきませんかということです。
また、パパ(になる)の皆さんも、この記事であげたポイントを押さえておくことで、
母乳で育てあげなければいけないと感じているママのプレッシャーを和らげてあげたり、
大変な夜中の授乳を代わってあげられたりと、育児に参加できることでしょう。
さて、ミルクのメリットが分かったところで以下のような疑問もあるかもしれませんね。
ミルクを活用するにしても、実際のところミルクってどうやって作るの?簡単なの?
そんな疑問に対する答えは、また別の記事で書いてみようと思います。