赤ちゃんが誕生して1か月ほどすると、お宮参りと呼ばれる家族イベントがあります。
お宮参りって聞いたことはあるけど一体何なの?という方でも大丈夫です!
この記事を読んでいただければ以下の疑問点は解消されます。
- お宮参りとは
- いつ頃行くのか
- 具体的にどんなことをするのか
- どんな服装で行けばよいのか
お宮参りとは
お宮参りとは、生後1か月頃に赤ちゃんを連れて神社へお参りすることを言い、
これは子どもの健やかな成長をご祈願するために行なうものです。
もともとは土地の守り神に赤ちゃんの誕生を報告するというものだったようですが、
そこまで格式ばった考え方はせず、成長を願ってお参りするくらいの認識でOKでしょう。
この生後1か月頃というとまだ育児にも慣れず大変な時期だろうとは思いますが、
お子さんの誕生をお祝いする意味で、是非とも行いたいところではないでしょうか。
ちなみに、お宮参りのもともとの目的から家の近くの神社にお参りするのが一般的です。
いつ頃行くのか
そもそもお宮参りとは何ぞやということはすでにご理解いただけたかと思います。
次にいつ頃行なうのかですが、先ほども少し触れましたが、時期は生後1か月頃です。
ただ、絶対に1か月とまでは考えず目安程度に捉えておくのがベターかと。
と言うのも、産後に関する別記事で書いているのですが、
産後1か月というのはママの身体が出産から回復しきれていない時期でもあるんですね。
ですので、絶対に1か月とこだわらず、ママの体調と相談しながらの方が良いです。
また、真夏や真冬など厳しい気候も生まれたばかりの赤ちゃんには負担になります。
厳しい気候のなか無理して赤ちゃんが体調を崩してしまっては本末顛倒ですよね。
そういう意味でも1か月というのはあくまで目安程度に捉えておくと良いかと。
具体的にどんなことをするのか
特別にご祈祷を受けないのであれば、神社を通常参拝する際とすることは同じです。
お作法も通常のお参りと同じで、二礼・二拍手・一礼 で問題ありません。
もし、ご祈祷をしてもらうということであれば初穂料(はつほりょう)をお忘れなく。
初穂料の金額は神社により異なるようですが、1万円くらいが相場でしょうか。
そのほか、お参りにあたっては、六曜(大安とか仏滅とか言うやつですね)において
タブーとされる日は無いようで、それほどこだわらなくても問題ありません。
どんな服装で行けばよいのか
赤ちゃんの服装は和装かベビードレスにされることがほとんどでしょう。
悩むのはご自身の服装だと思いますが、結論として、基本的には正装です。
つまり、男性の場合はスーツにネクタイという服装が一般的ですね。
別に決まりがあるわけでもありませんのでご自身の服装はお好みで問題ありません。
実際、最近では割とラフな格好でお参りされる方も増えているそうですよ。
いずれにせよ、この日の主役は赤ちゃんなので、目立ち過ぎない格好を選びましょう。
とは言え、人生に何度もない機会ですし正装で行く方がほとんどでしょう。
また、お参りの後は写真館等で記念撮影もして帰られる方が多いと思います。
記念撮影までするのでしたら、ビシッとスーツで決めて行きましょう。
お宮参りをしてから写真館に行って、となるとお出かけも長時間になりますし、
記念写真はスタジオで別日に撮るなんていうのも非常におすすめですよ!
専用プランを用意しているスタジオも結構あるので一度確認してみてはいかがでしょうか。
そのほか、カメラマンに帯同してもらって写真を残すのもアリでしょう。
(ちょっとハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、、、)
最後に、、、
この記事では、そもそもお宮参りとは何かというところからはじまり、
実際にお参りするにあたっての注意点等もご説明してきました。
最後に注意点は特に重要なことなので最後に繰り返しておきますね。
生後1か月という時期は、赤ちゃんにとっても産後のママにとっても負担の大きい時期です。
そのため、少しでも負担の少ない場所・方法で行うよう心掛けるようにしましょう。