赤ちゃんがお家にやってきて早くも数ヶ月、授乳にも慣れて、
気持ちに余裕も出てきたであろう頃、次なる試練が待っています。
その試練とは、、、「離乳食」です!
この離乳食というのも意外かもしれませんが結構大変なんです!
何が大変なのか、どういったことに気をつければいいのか、
以下いくつかのポイントに絞って書いていきます。
- 離乳食はいつからはじめるのか
- はじめる前に知っておきたい注意点
- お手軽なはじめ方
離乳食はいつからはじめるのか
まず、いつからはじめるのかというてんですが、時期としては5~6か月頃からです。
この時期の赤ちゃんはぐんぐん成長するためミルクや母乳だけではやがて栄養不足に。
そこで、成長に欠かせない栄養素を離乳食で補ってあげる必要が出てきます。
もちろん、いきなりミルクを全くなくすということではなく、
栄養源がミルク100%だったのを、離乳食の割合を増やしていくイメージです。
5~6か月になっていきなりはじめるのではなく、以下のポイントをチェック
□首すわりがしっかりして、寝返りもできて、支えておすわりができる
□大人がご飯を食べているのを見て、口を動かすなど食べたそうなそぶりをする
これらのチェックポイントも問題なければ、赤ちゃんも受け入れ態勢と思ってOKです。
はじめる前に知っておきたい注意点
・アレルギー
アレルゲンとなる食材には28品目あるのですが、
それらの中でもアレルギーの出やすいものと出にくいものがあります。
まずは出にくい食材から始めていき、段々と離乳食に慣れていってもらいましょう。
(具体的な情報は育児専門雑誌やアプリなどを参考にするのが良いかと。)
・好き嫌い
赤ちゃんにもそれぞれ個性がありますので、当然ながら好き嫌いもあります。
嫌そうな顔をしながらも食べてくれる子もいれば、ぶぅーと吐き出してしまう子もいます。
ただの好き嫌いだと思ったら、実はアレルギーだったなんてケースもあるんだとか。
ですので、嫌っている食材があれば、疑わしい症状が出てないか注意してあげましょう。
・栄養バランス
健やかな成長のため、栄養が偏らないよう意識してあげる必要があります。
2回食のはじまる生後7~8か月ごろからは特に意識してあげたいです。
(はじめのうちはまず慣れてもらうことを第一に考えましょう。)
バランスを意識すべき栄養源は以下の3つの組み合わせです。
①エネルギー:
ごはん、パンや麺といったいわゆる主食のこと。
赤ちゃんが食べるのは基本はおかゆになりますね。
②タンパク質:
大豆、魚やお肉など。
身体の成長に欠かせない栄養素ですが、食べすぎは腎臓の負担になるので適量を。
③ビタミン・ミネラル:
緑黄色野菜や果物から摂取します。
エネルギー源の吸収を助けてくれたり、身体の調子を整えてくれます。
・調理の基本(裏ごし、すりおろし)
いきなりモグモグと食べられるわけでありませんので、
はじめのうちは飲み込みやすいよう裏ごししてペースト状にしてあげるのですが、
これがなかなか大変で、茹でるなどして食材を柔らかくし網の上でこす要領です。
繊維質な食材はペースト状にできないため、すりおろしてあげます。
そのほか細かく刻んだりと、とにかく食べやすくするための一手間が欠かせません。
お手軽なはじめ方
上記のとおり、離乳食を手作りするって結構大変なんです。
これを日々繰り返すわけですから少しでも楽ができた方がいいに決まってますよね。
自宅で一から用意する場合、裏ごし器など専用の道具があると活躍してくれるでしょう。
また最初のうちは赤ちゃんが食べてくれず、吐き出されるなんてこともあったり。
一生懸命準備したものを食べてくれないというのはメンタル的にもしんどいものです。
そう感じそうな方は初めから買ったものを活用するのも手だと思います。
実際、うちの子も離乳食デビューは手作りのものではありませんでした。
私が利用していたものはパウチタイプでお手軽で良かったです。
裏ごしから自分でしないとと思うと、ハードルも高くスタートが遅れかねません。
楽できるところは楽して離乳食デビューのスタートダッシュを決めましょう!
時間の節約にもなりますし、もし食べてくれなかったときもへこまずに済みます。
うちで利用していたものをご紹介しますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
もちろん市販のベビーフードなども活用していくと良いと思いますが、
食材を一つ一つ進めていくのが望ましいので、ご紹介したものがオススメです。
最後に、、、
ここまで離乳食の大変さや注意点について書いてきましたが、
何をおいても一番大切なこと、それは「食の楽しみ」を教えてあげることです。
そのためにも、まずは自分が楽しむ余裕を持つことが大事だと思います。
そういう意味でも、買ったものを活用するメリットは大きいのではないでしょうか。